写真:先頭が”30″ですのでフランスの国番号です。 まぁ、下にMADE IN FRANCEって書いてありますけどね…
スーパーやコンビニで商品を買う時にはレジの店員さんがバーコードを「ピッ!!」とやってくれますね。
このバーコードを「JANコード」ともいいます、店内にポスターなどを掲示しているお店もありますがしっかり見たことはありません。
バーコードでの商品管理はメーカー・店舗・消費者にとって、大変便利な方法ですよね。
海外ではEANコードといわれ、アメリカ・カナダでのUPCコードとも共通(互換)しているので「JANコード」も世界共通の方式といえます。
*** 「JANコード」を使用するとどうなるのか…
「JANコード」は 13ケタ又は8ケタの”国名コード(日本は45又は49)” “メーカーコード” “アイテムコード” “チェックデジット”からなっています。
ですので「流通システム開発センター」へ、必要な申請をして登録されなければなりません。
価格のデータは「JANコード」には入っていません、商品コードと価格のデータは別のシステムで計算されています。
そのために「POSシステム」などがあります。
チェックデジットとは末尾の数字一桁のことで、この数字があることで機械のミスチェックが減少します。
*** 「バーコード」を使用することで管理ができる…
産直市場など農作物を市場価格でお安く購入できる店舗が人気ですね。
生産者のお名前まで記載されている商品には「固定客」もつき、定評もあるそうです
こういった商品のバーコードは「JANコード」ではないものがほとんどです。
一般の流通市場での商品との混同を防止するためのコードなので「JANコード」とは互換性はありません。
“生産者名” “商品名” “価格” などのように管理されています。
スーパー・コンビニでの商品認識は「POSシステム」の導入により、在庫管理や受注などの状況把握などといろいろな対応ができます。
JANコードでの商品管理とその取扱店などでの独自管理コードを使用することで「トレーサビリティ」への活用もできますね。
またJANコードでメーカーまで特定できるのは、安全面で特別の配慮が必要な食品関連の事業所様には心強いのではないのでしょうか。
このJANコードの登録事業者もスタート時の1980年代(約数十件)から、2013年度には約13万件となっています。
身近なものの「バーコード」をスマホの読み取り機能で検索すれば「商品名やメーカー名」が表示されます。
きちんと管理されている証拠でもあり、消費者に対する自身のあらわれではないでしょうか。