写真) さすがのクリアーな全音域・・SONY:MDR-EX220LP 、聴き込みたいならやっぱり・・JVC:ワイヤレスヘッドホンHA-WD50
外出する際には携帯型音楽プレイヤーを持ってでかけます、その時に必要なのはヘッドホン(イヤホン)ですよね。
みなさんは「ヘッドホン派」ですか「イヤホン派」ですか?
オープンエアー・開放型・半密閉型・密閉型・耳掛け型・カナル型などさまざまですね。
音楽の好きな方にはこだわりを持っていらっしゃる方々が多いですね。
自身も音の良さを判別できるほどの耳を持ってはいませんが、「高音が伸びない」「低温に迫力がない」などは分かるつもりです。
価格も驚くほど高価なものまでありますが音質にはどういった差が出るのでしょうか。
*** まずはスピーカーの仕組みを見ましょう…
スピーカーからの音は、電気的信号である出力を物理的振動に変換して振動板に伝えることで音を発生させています。
振動板は紙製のコーンと呼ばれるものが多く使用されています。
スピーカーの大きさも音質には影響があります。
*** 良い音を再現するには…
径の大きな振動板(ウーファー)では「低音」が、径の小さな振動板(ツイータ)では「高音」が精度よく再生されます。
スピーカーの本体(筺体)に各パートのスピーカーを “ただ取り付けても” お互いの特性を消し合う効果が発生してしまい、バランスの良い音を再現できなくなります。(特に「低音」は「高音や中音」に打ち消されて弱くなりやすいのです。)
締め切った(密閉された)本体にスピーカーを取り付けても「籠った音」となってしまいます。
また一辺を開放させていけば「低音」の薄い音になってしまうでしょう。
ですので、筺体には低音の抜ける通り道がよく見られます。
こういった工夫のされている筺体を「バスレフ」といい、内部に反射板を取り付けたりしたいるものを「バックロードホーン」と言います。
これで「高音」から「低音」までしっかりと特性を活かした再現ができるようになっています。
*** スピーカー自体での性能差…
振動板に金属を使用するものもありますが、これは金属特有の「高音」に対する振動効率の良さを活かすためでもあります。
また、振動板自体の板厚も薄ければ、軽くなりますので「高音再生」には適す傾向にあり、板圧が厚く(重くなりますが)なれば「低音」の再生に適す傾向が強くなります。
こういった工夫を各パート(ツイータやウーファー)に活かしたスピーカーユニットの構成を各メーカーさんは研究開発されているのです。
*** ヘッドホンやイヤホンで楽しむには…
大きなスピーカーを据え置きまさに”音を楽しむような環境” があれば良いのでしょうが、住環境や使用するシーンによっては「ヘッドホン・イヤホン」でその良さを感じたいものです。
重低音の効いた音を求めるのなら「オーバーヘッド型」のヘッドホンがより楽しめるのでは?
スポーツ(ウォーキングからランニング程度)の最中も楽しみたいのなら「インナー型イヤホン」「カナル型イヤホン」でしょう。
音漏れを(あまり)気にせず使用することもできたりします、ただし振動板自体の大きさの関係上理想的な音の再現には不満の残るトコロもあります。
わたくしは「SONY:MDR-EX220LP」「JVC:HA-FX33X」「JVC:HA-FX12」などを使用しておりますが「JVC:HA-FX33X」が一番出番が多いです。
個人的には「重低音重視(音圧派)の設定」が好みなので、特にドライバの口径や音圧の出力を目安に選びました。
あくまでも個人の感想ですので、電気屋さんでモニターして自分のフィーリングにマッチしたものを選びましょう。