先日ドラッグストアに立ち寄った際に元気な子供さんが化粧品コーナーの「テスター」を両手に持ってシューッと噴射して遊んでいました。
「うわ～」と思いましたが存分に香りの洗礼を受けて出社…「アレ？朝は “なんか果物みたい？”」な香りだったのですがナゼか昼過ぎには「甘～い」香りがするのです。
女性用に限らず香水といわれるものには「トップ・ミドル・ラスト」と香りのインパクトが時間を経過するごとに変化するのですね。
*** 香水のおおまかなトップ・ミドル・ラストの違い…
トップ・・・使用してから30分～約1時間くらいの間にわかる香り
ミドル・・・使用してから約1時間～約2時間くらいの間にわかる香り
ラスト・・・使用してから約2時間～半日くらいの間にわかる香り
おおまかにはこういった感じで調合されているそうです。
*** “香り”は好きでも “ニオイ”はキライ？ …
わたしのような中高年になると自分から「何か臭い」が発生しているのを実感するタイミングがあります。(加齢臭というアレですよ!!)
この加齢臭というのは皮脂腺から発生する成分(ノネナール)によるものが原因だそうです。
男性・女性の区別なく発生するそうですが、汗をかくタイミングの多い男性には強く感じられるようです。
脇の下や下半身などには「アポクリン腺」という汗腺がありここから汗(※香りは無し)が分泌されますがここから出る汗にはニオイが発生しやすくなっています。
動物全般に当てはまるいわゆる「フェロモン」のようなものです。
ですから人によって摂取した食物などの質により発生する臭気も変わるのです。
※汗は基本的に無臭です、環境や成分などによってだんだんと臭ってくるのです
機械でも稼動開始時とピーク時のニオイに違いがあるのはお気づきですよね。
稼働中の摩擦による熱などでニオイが発生するものです。
またクルマ好きの方には排ガスのニオイで使っているオイルの銘柄がわかるとか…
好みや慣れというもので「臭い」が「香り」になったりしますよね。
“いい香り”と言うと好印象ですがと、”なんか臭う”と言うと違和感を覚えます。
ガス漏れを人間でもわかるように「玉ねぎの腐ったようなニオイ」をつけたりするのも通常との違いを感知することを目的としています。
焦げた魚は「コゲ臭い」。焦げ目の付いた肉は「香ばしい」など…都合よく解釈できたりしますが、さすがに「加齢臭」は好きにはなれないでしょうね。
※加齢臭には生活のリズムや食生活のバランスをとることで解消できる要素が多いそうです、特に野菜や果物を積極的に摂取したり適度な運動をすることで軽減できるそうです。
