耳の聞こえ具合は深刻な問題です。

9feb007ea6424816d52504bf9c754dce_s

私の家族には耳の聞こえに問題のある者がいます、テレビの音量も以前に比べて大きくなり、隣の部屋でも気になってしまうほどです。

誰でも年齢を重ねれば起こる「老眼」や「足・腰」の調子ですが「時間をかけて」とか「メガネ」「サポーター」「杖」などでカバーできます。
ところが「耳の不調」は厄介なモノで、特に「耳鳴り」は休むことなく発生していて他の情報を聞き取れません。
反対に「(耳鳴りが)うるさくて休まらない」といった事態に繋がるというものです。

*** 老化(加齢)と耳の聞こえの関係は?…
耳というのは蝸牛という渦巻き型の器官を利用しています。

“寝ていても物音で目が覚める”のですから…この器官は「年中働きっぱなし」なワケです。
日常会話から職場や趣味で大きな音を聴いたりすると、耳も休まることができず疲労も溜まります。

人間の可聴域である20Hz~20kHzの高音域から衰えていく傾向が多いのです。
管楽器の高い音や子供の泣き声が聞こえなかったり、オルゴールなどの高い音が聴こえづらくなってしまうそうです。
誰でも20代を過ぎた頃から聴力は徐々に衰えていくものです。

*** 聞こえないと困ります…
職場では「機械から大きな音が発生する環境」もあれば「音から状況を読み取る作業」もあるでしょう。
趣味においても「好きなジャンル・アーティストの音楽を大きな音量で楽しむ」という方もいらっしゃるでしょう。

常に耳からはいろいろな情報が入ってきます、必要な情報を正しく聞き取れる耳の状態をキープしていたいものですね。

上記にもありますように大きな音のする工場での勤務を長年続けられている方も難聴になりやすいそうです。
趣味でも「大きな音量」での音楽鑑賞などは鼓膜などの器官への影響が大きくなるのは当然です。
難聴(突発性難聴)は年齢に関わらず発症するものだそうです、過度な負担をかけないようにしましょう。

*** 本人と周囲とのバランス…
個人差もありますが、聞き取り具合も年齢によって音域の違いがあるようです。
(高い音が極端にキンキンと響いたり、低い音は篭った感じで音声として認識できなかったり…)

聞こえの問題はテレビの音量が大きくなり近所迷惑にもなりかねません。
また仕事上でのやり取りの際では、何度も聞きなおすことができない場合も多く意思の疎通に支障をきたします。
接客業や営業をされている方なら、また工場内でも異音を聞き分けられなくなったら大変です。

「話す」「見る」「聞く(聴く)」はできていて当然だと思いがちです。
ところが、「アレ?おかしいぞ!」という事態になった時、「当然というありがたさ」がわかるのです。

実証:「耳元スピーカー」を購入して使用してみると…これが「とても便利!!!」

ネットで調べてみると「耳元スピーカー」というものがあるそうで、電器店やホームセンターでも販売されています。
このジャンルの製品はテレビのスピーカーにマイクを貼り付けて音声をひろうものと、外部出力端子にケーブルを接続して音声を得るものとあります。
(私の購入したものは両方できるタイプです。購入価格は約7000円です)

特に人の声を強調できる機能は便利で、普段はテレビの音声がどうにか聞き取れる大きさにしておきます。
「これは!!」というときに耳元スピーカーを起動するというパターンに切り替えたところ以前のように静かになりました。
(夜間はイヤホンを使用すれば静かに視聴できます)