画像を見て人間の視覚と機械による表現で差を感じたことはありませんか?

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「わぁ! キレイ!!」携帯で思わずパチリ、でも後で確認すると「こんなんだっけ???」ってありませんか?
写真撮影をご趣味にされていらっしゃる方は大勢います。
高精細で高機能なカメラは人気です、またスマホなど携帯機器のカメラの性能も向上しています。

こういった機器類を通した映像として見ると「目で見た印象とどこか違う」ような気がしませんか?
修正を加えても良いのですがそれでは撮影した意味がありませんよね。

*** 色の見え方…
ジッとモニターを見ていると違った場所へと視線を動かしても残像(※)が残ります。
※ 「赤はシアン(水色)、青はイエロー(黄色)、緑はマゼンタ(ピンク)」といわれています。

補色・・・よく知られている「赤」「緑」「青」の三原色に対して、これらの色の反対である色で補おうとするもの。
例:某コンビ二の看板の配色はこの補色(反対色)です。※ 緑色の補色は赤色です…

共感色・・・人間の感性による色の表現はいろいろあります。
「黄色い歓声」「赤い糸」「青息吐息」

RGB(レッド・グリーン・ブルー)の原色系の3原色はこれまでの映像技術にも多く取り入れられてきました。
これに加え、CMY(シアン・マゼンタ・イエロー)の補色系の要素を取り入れた処理を行うことで解像度・色彩にも向上がみられるようになりました。

・RGB方式ではコントラスト(色調)のハッキリとした映像になりがちで、光の三原色ともいわれています。
この三色の交わった場所は「白」になります。

・CMY方式は色の三原色ともいわれています、この方式での三色が交わると「黒」となります。

さらにこの色には「明るさ」や「鮮やかさ」などといった要素も関係してくるものです。
※ 人間の視覚には「緑色」を多く感じることができるそうです、その効果で物がハッキリと確認できるようになるそうです。

*** 見たままの再現はできるのでしょうか…
デジタルカメラ、スマホのカメラなどにはレンズから入ってきた「映像情報」を原色・補色のフィルタで処理することでクオリティを向上させています。
「RGB」は光の組み合わせのようなものですから見え方はインパクトが強いように思えます。
「CMY」は組み合わせた色調で認識しますので若干薄いようなインパクトを受けます。
両者を組み合わせて補正などを行えば肉眼で確認したものに近い再現ができます。

また機器類に使用されているこれまでのCCDイメージセンサーに変わりCMOSセンサーが多く使用されています。
CMOSセンサーは駆動・消費電力も少なく全体の小型・軽量化に効果的です。
ただし精度の高さを追求するとCCDセンサーの方が優れているといわれています。

まだまだ「色も機能」も最終的には人間の「判断や修正」が必要なのには変わりはありませんね。