新茶が美味しい季節ですね。
しかしお茶と一口に言っても様々な種類があります。
今回はそんなお茶について少し書いていこうかと思います。
まずお茶はどの植物からできているかで分けましょう。
つまりチャノキじゃらできているか、それ以外かです。
チャノキからできているのは、、「煎茶」、「玉露」「番茶」「玄米茶」、「烏龍茶」、「プーアル茶」、「紅茶」などがあります。
チャノキ以外は「ドクダミ茶」や「ゴボウ茶」などです。
チャノキから作られるお茶は立春から88日目、5/1,5/2のこのころ新芽が出はじめます。
この頃につんだお茶が一番美味しいといわれるお茶になります。
これがよく聞く一番茶なのです。
茶摘で詰まれた生葉は手でもむことにより針状に仕上げます。
まず蒸熱という茶葉を蒸す作業を行い、葉の成分が変化しないようにします。
この蒸熱という家庭が様々なお茶の種類を生みます。
その後蒸した生葉を振るい、揉み、解きほぐしてから乾かし、針状に伸ばすという作業が行われます。
チャノキから作られるお茶には「煎茶」「深蒸し煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」なんかが普段私たちが聞くお茶ではないでしょうか。
よく飲むことの多い「煎茶」についてご説明します。
「煎茶」は手揉みの作業のうち蒸熱と言われる生場の酵素を失活させる工程を通常の「煎茶」より2~3倍に長くしたお茶です。
長く蒸すことにより渋みが抑えられ甘みが増し飲みやすくなります。
しかしフレッシュさが落ち、香りは弱くなります。
次によく耳にするのは「抹茶」ではないでしょうか。
抹茶は千利休で有名な「茶の湯」で用いられるほか、最近ではお菓子なんかにも使われます。
抹茶の材料はこれまたよく聞く玉露と同じ様に煎茶とは栽培方法gは違います。
有機肥料をたっぷりあたえ、日光をさけるために茶園全体に囲いをかぶせるなど手間がかかっています。
また玉露との違いは他のお茶との違いでもあり、お茶の葉を揉まない唯一の茶葉なのです。
次に一般家庭でよく置いてあるのが番茶やほうじ茶です。
番茶は硬い葉や古い葉でつくられた下級茶の総称です。
お茶の色が淡く、透明度が高いのが特徴で、さっぱりと苦味が少なく万人に受けるお茶です。
ほうじ茶はこの番茶を褐色になるまで強火で焙煎したものです。
これらは全て不醗酵茶と呼ばれます。