マイクロプラスチックの問題

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マイクロプラスチックによる海洋環境汚染の問題が近年とり上げられています。
歯磨き粉や洗顔料などに含まれる微小のポリエチレンなどのプラスチック粒子が海洋汚染の問題となっています。
特に練り歯磨き中のポリエチレンの微小結晶などが問題視されはじめています。
大きさ5mm以下のプラスチックをマイクロプラスチックと呼びます。
NHKの調べによると世界で海に流出しているプラスチックの量は推計1300万トンにのぼるのだそうです。
そしてその中でもマイクロプラスチックは海水中の油に溶けやすい有害物質を吸着する特徴を持つのだそうです。
マイクロプラスチックの野生生物や人間の健康に及ぼす影響は科学的にいまだに十分に確立されていません。

「主な発生源について
○工業用研磨剤、洗顔料、化粧品、サンドブラスト研削材、歯磨き粉などの使用のために生産されるマイクロプラスチック
○海洋ゴミの大きなプラスチックが壊れて細かい破片・断片などが結果として環境中に形成されたマイクロプラスチック(二次マイクロプラスチックといわれています)。波などの機械的な力や太陽光、特に紫外線が引き起こすといわれており、光化学的なプロセスといわれています。
○家庭での衣類の洗濯によって布からの合成繊維の脱落によるものです。1mm未満の粒径のマイクロプラスチック汚染の大半が脱落した合成繊維から生成される可能性が指摘されています。」(wikipediaマイクロプラスチック 発生源より引用)

プラスチックが環境に残ることで及ぼす悪い影響はさまざまなかたちで明示され提唱されています。
目に見えるプラスチックだけでなく目に見えないかたちで身近なものに含まれているマイクロプラスチックが環境に蓄積されて汚染してしまっていることを生活の中で意識したり認識しておくことも必要になって来そうです。
成分にたいする検証もおそらくこれから練られていくことになるのかもしれません。
さまざまな製品、造られているモノも環境対応が求められてきているのかもしれません。