新しい勤務形態 在宅勤務の導入

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味の素は2017年4月から新しく在宅勤務の勤務形態を導入することにしました。
最近、大手企業が在宅勤務の導入に動いています。
自動車大手の日産は全社員に在宅勤務可能対象に、トヨタは一定以上の資格を持つ1.3万人を在宅勤務可能対象にする方針を決めています。
在宅勤務は介護世代・子育ての世代の働く手助けになるとして見直され導入が進んでいるようです。
育児や介護を機会に離職してしまう優秀な人材を働き方を工夫することで防ぎ止めたいという狙いです。
さまざまな大手企業が2016年中に在宅勤務の導入の方針を発表して続々と報道されています。
筆者の親戚でも二児の母で来年度から在宅勤務を始めるということを聞きました。
二児の子育て生活をしながら自宅に仕事用のデスクトップを購入して在宅勤務を始めるのだそうです。

日本の政府は2013年に新IT戦略として2020年までに在宅勤務の導入を3倍に増やすと発表しました。
2020年までに全労働者数の内の10%以上を週に一日以上終日在宅で在宅勤務するよう(雇用型在宅テレワーカーともいいます)にする目標です。
厚生労働省は労働基準の中の一つの施策として仕事と生活の調和のための施策の中に情報通信機器を活用した在宅勤務ガイドラインをつくり定めています。
政府・省庁・企業のこうした動きによって働き方の変化が始まっています。
働き手が介護・子育てによって埋もれることのないようにする働き方制度の導入は理にかなったものだと考えられます。
変化の特徴としては在宅勤務は大企業がその導入に踏み込むという様子で中小企業にはまだ行きわたっていないようです。

働きかた「テレワーク」とは
テレワークとは情報通信技術ICTを駆使して場所や時間にとらわれない働き方をいいます。
在宅勤務は自宅利用型テレワークのことをいいます。
テレワークは他にモバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務)の主に計三つの働き方の種類に分けられます。