日本人には外観への美観や見えない部分へのこだわりなどがあります。
それは、そのモノを手にする人のこだわりもありますが、作る側の仕上がりへのこだわりもあります。
そこを世界のマーケットも受け入れて採用している傾向があります。
海外の有名ブランドの携帯音楽プレイヤーも裏フタの鏡面仕上げは日本人の職人さんの手仕事だっと聞きました。
微妙な手触りで凹凸を探り当てて磨き上げられた表面は、最新の技術で測定してもほぼフラットな値が計測されるのです。
フタを開けないと見えない部分にまで美を意識するのが日本人らしさかもしれません。
制御盤装置の扉を開けた際に、配線がダラリとしていては格好悪いですが、束ねられた配線が綺麗にまとまっているとすっきりと見えます。
このように表からは普段見ることは無くても、いざ必要なときにはまとまっている事で作業もしやすくなります。
ただの見た目の美しさにこだわっているのではなく、全てのユーザーへの均一な品質での製品の提供にもつながるのです。
出来の良い製品を手にする事は、ワンランク上の物を手に入れたような気持ちになるでしょう。
また、整理整頓された環境から、作られる製品はきっと高品質な物になるでしょう。
そういった高品質の製品を流通させる事が出来る企業側にも良い評価が付くでしょう。