ホルムアルデヒドについて

ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドは有機化合物の一種です。
最も簡単なアルデヒドで、毒性が強い物質です。
化学式はCH2Oです。
接着剤、塗料、防腐剤などの成分です。
ホルムアルデヒドは常温で気化する無色で刺激臭のある化学物質です。
安価なため建材に広く用いられています。

ホルムアルデヒドの人体への影響
人体へは濃度によりますが粘膜への刺激などの急性的な毒性があります。
常温で気化するホルムアルデヒドを含む蒸気は呼吸器系・目・のどなどの炎症を引き起こしてしまいます。
皮膚や目にホルムアルデヒドを含んだ溶液が接触すると炎症を生じさせます。
ホルムアルデヒドはもともとシックハウス症候群の原因物質であるとされてきました。
ホルムアルデヒドは国際がん研究機関により発癌性があると警告されています。
2009年には国際がん研究機関により骨髄性白血病の原因物質として特定されています。
厚生労働省はホルムアルデヒドの室内濃度を0.08ppm相当以下にするように指針値を定めています。
(「ホルムアルデヒド」 Wikipediaより引用)

身近にできる対策
ホルムアルデヒドは長期間のあいだ、少しずつ放散され続ける物質です。
ですのでホルムアルデヒド吸着分解シートを長期間継続して購入して使用することが望ましいです。
また部屋の換気をまめに行うように工夫しましょう。
換気できない密閉した空間の場合には吸着分解シートを購入して対策すべきと考えられます。
とくにシックハウス症候群は新築の建築物内で起こる体調不良とされ建物の建材等に含まれている揮発性の有機化合物に注意が必要です。ですから新築の居室内は頻繁に換気するよう注意が必要なのです。

シックハウス症候群
人によってそれぞれ化学物質の許容量があります。
人体に蓄積する化学物質がその許容量を超えたとき、シックハウス症候群などのアレルギー症状が発症するとされています。
人によってはわずかな・微量の化学物質でもシックハウス症候群などの症状が発症してしまう体質の人もいます。