SHARPの電子レンジ

先日筆者はSHARPの31Lサイズの電子レンジを42000円程で購入しました。
型番はエディオンオリジナルの「REWE4W」という製品です。
もとになる型番は2016年6月に発売されたSHARPの「RE-SS10D」の電子レンジです。
広告で特価なのに加えてSHARPは土日に安売りをしているそうです。
HITACHIの電子レンジを使っていたのですが5年間無料修理保証付きの製品でしたがその期限を超えての買い替えです。
家電店の店員さん曰くもともと電子レンジを一般家庭向けに最初に発売したのがSHARPなのだそうです。

日本国内では電子レンジは1959年東京芝浦電気(現在の東芝)が国産初の電子レンジを開発しています。
1961年には国際電気(現在の日立国際電気)が国産初の業務用電子レンジを発売しました。

祖父の家の電子レンジ
SHARPは日本国内初の量産品電子レンジ「R-10」を1962年、当時の価格54万円で発売しています。
当時としては大変高価な商品でした。
そういえばそもそも最初に祖父の実家の家にあった最初の電子レンジはSHARPの「ハイクッカー」という電子レンジでした。
祖父が「すごいものができた」と言ってSHARPの「ハイクッカー」を持って帰ってきたそうです。
これが筆者の家族の初代の電子レンジだそうです。
祖父は日本酒を晩酌で嗜んでいたのですが、このSHARPの電子レンジ「ハイクッカー」で日本酒をガラスコップに注いで毎晩一杯だけ熱燗にして飲んでいました。
ダイヤル式のタイマーで時間を設定して稼働させて、ターンテーブルが回転しながら加熱される電子レンジでした。
このハイクッカーは驚くべきことに20年近く使うことができたそうです。

2000年以降の状況は日本国内では電子レンジの普及は90%台後半を保ち電子レンジは広く普及していきました。
食品の商品の方も解凍しておいしく安価で手軽に食べられる冷凍食品が充実してきています。
病院施設の給食などもクックチルという一度調理したものをフリーズ(冷凍する)してから給食を出す前に解凍・加熱して出す方法などが採用されているところもあります。
現代では管理栄養士の資格を持つ食事の専門家も医療機関や食料品の商品の開発などで活躍しています。