(画像、エヌビディアのGPU製品)
日本のコマツ・ファナック・トヨタ自動車などが、米エヌビディアとの提携をしています。
エヌビディアのジェンスン・ファンCEOは日本の大きな企業と自社の開発するAI半導体で組むことができることを光栄であると興奮気味にインタビューに答えています。また、日本は有望な市場であるとも語っていました。
CEOから見て日本は自動車やゲーム市場で有望な市場であること、他にも産業ロボットやヘルスケア分野でも有力企業が多いと言っています。
そして「センサーとモーターの間に足りないピースがAI半導体である」と見ているそうです。
エヌビディアはもともとPCゲーム向けの画像処理半導体GPUを開発生産してきていた企業です。
現在でも売り上げの6割をゲーム機向けのGPUが占めています。
筆者はPCゲームはしたことがありません。
GPUとは英語Graphics Processing Unitの略称です。リアルタイム画像処理に特化した演算装置・プロセッサです。
筆者の友人の中にも自作PCでPCゲームをするユーザーがいます。そういったPCゲーマーの方にはエヌビディアのGPU製品は親しまれているかと考えられます。
エヌビディアは大量の画像データを同時にリアルタイムで並列的に処理するGPUの特徴がAI半導体に非常に向いていることを導き出していきました。
自動運転の頭脳の技術として有用であると見たさまざまな製造メーカーの会社がエヌビディアと提携しています。
2017年12月にはエヌビディアは自社製品の同時画像処理能力を向上させてきていることを東京の台場でプレゼンにやってきました。
コマツは建設現場にエヌビディアのAI半導体・GPUを活用した研究開発をしています。
自動車部品も3D製図された自動車パーツを自由にVR操作してパーツをさまざまな見方ができる応用のきく使い方ができることも紹介されていました。
筆者は専門の工場で働く専門的な技術者ではないですが、どうやら現場とVRが仕事で共存共栄する新しい半導体を活かした使い方をする建設・製造の時代がやってこようとしているようです。