皆さんの大好きな食べ物は何ですか?
いろいろ考えているうちに食べたくなりますね。
そんな時に便利なのが「レトルト食品」です。
レトルト食品(レトルトパウチ)は、気密性及び遮光性を備えた容器内に密封させて加圧加熱殺菌した食品の総称です。
定番のカレーやお粥もありますし、調理といっても温めるだけですから保存食としてまた非常食としての活用もされていますね。
よく見かけるのは、アルミ箔色(?)のパッケージ。
これは内側からポリエチレン(ポリプロピレン)、アルミを中間に使用して外側にはポリエステルをそれぞれ接着しています。
長期保存のメリットが大きい容器で、一番良く見かけるタイプですね。
最近ではポリエチレン製品の技術や性能が向上したおかげで、中間のアルミ部分を使用しなくてもある程度の遮光性・気密性を発揮するものもあります。
保存期間は若干短くなるようですが、中身が見える容器は商品の内容が確認できる事をメリットとしています。
容器に工夫をする事でそのまま食器代わりとして使用できる「トレー型」も便利です。
今までの袋状の容器も自立してくれるものがあります。
これなら熱い内容物をこぼさずに数回に分けて使えるのでとても便利です。
製品の充填時には加熱したり冷やしたりする際に袋に圧力がかかり破損する可能性があります。
そのため加圧したスチームなどで殺菌や冷却処理をするのです。
この作業を加圧加熱殺菌処理といいます、この方法を用いる缶詰製品も「レトルトパウチ」になるのです。
「レトルトパウチ」とは和製英語ですから海外では通用しないようですね。
でも食品の保存性能などからいえば世界中で便利に使ってもらいたいですね。