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ミツバチが私たちにもたらしたもの その1

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トーストやホットケーキにかけるハチミツや、絵本や童謡にでてくる働き者、あるいは新幹線の床材や人工衛星のパネルなどなど、働き者の印象があるミツバチから我々ヒトが得たものは多々あります。
今回はそんなミツバチから私たちが得たものを探っていこうと思います。

ミツバチによる生産物は沢山の種類があります。
まず一番代表的なのはハチミツでしょう。
花から得た糖分と水分、ミツバチ自身が持つ転化酵素が濃縮された物質です。
有史以前から甘未として私たちに幸せを分けてくれました。
次に有名なのはプロポリスやローヤルゼリーではないでしょうか。
プロポリスは木の芽や樹液などの植物からミツバチが集めた物質です。
蜂ヤニともいいます。
植物は自身が傷つくと傷口を守るために樹脂を分泌して、新芽などを病原菌から守る働きがあります。
ミツバチはこれを利用してプロポリスを巣に塗ることで巣を菌の繁殖などから守っています。
ローヤルゼリーは働き蜂が体内で合成する物質です。
この物質を食べることができるのは女王のみで女王蜂の体の大きさや寿命の長さはこの物質にあると言われています。
また上記以外にもミツバチが集めた花粉団子も健康食品として食べられています。
これはビーボーレンともアンブロシアとも呼ばれており、乾燥したものが食べられています。
また食品にはなりませんが蜜蝋も重要な資源です。
ミツバチが体内で生産するワックス状の物質でハチの巣の原材料です。
石鹸やクリーム、口紅にロウソク、油絵具なんかに利用されます。

以上がミツバチが生産製造するもので我々の生活に取り入れているものですが、まだまだミツバチから得たものはあります。
後編に続きます。

朝ごはんにもお弁当にもおつまみにも。ソーセージの製造過程

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最近部屋を片付けて整理しているのですが、漫画をはじめ本類がなかなか進みません。
そんな漫画の中に北海道の農業高校での日常を描く漫画があるのですが、そこでソーセージやチーズを作っているのがかなり印象的でした。
正直いっておいしそうというか飯テロです。
今回はそんななかからソーセージの製造過程について書いていこうと思います。

まずは原材料となる肉を小骨や筋、余計な油を取り除いて塩とよく混ぜ合わせます。
混ぜ合わせたものを冷蔵庫で数日熟成させます。

熟成したものはチョッパーと呼ばれる機械で5mmほどの挽肉にします。
この工程では肉の温度が上がりやすく、お肉が劣化しやすいので細心の注意を払います。
その後、塩を主成分にした塩漬剤をミンチ肉に塩漬剤が均一に混ざるように、温度に注意してよく混ぜ合わせます。2-5℃の冷蔵庫で、2日から1週間程度熟成させます。
塩漬剤には、硝石や亜硝酸ナトリウムなどの発色剤が配合されており、この発色剤の作用によって、肉に含まれるミオグロビが変化し、後の加熱によってソーセージらしい色合いになります。
またソーセージ独特の風味も、この時に醸成されます。発色剤が無ければ、ソーセージ独特の風味も生まれないのです。

漬け込みが終わったら調味料や香辛料を加えてよく混ぜ合わせます。
この過程で野菜やチーズなんかを混合する場合もあります。
十分混ぜ合わせたら、羊腸や豚腸などに詰めて好みの長さに捻っていきます。この際、羊腸等に詰めていくのは専用の道具を用いたら、うまくいきます。
この作業も肉温度が上がりやすいので、上がらないように手際よく作業を進めていきます。

レバーソーセージのような例外もありますが充填作業が終わったらソーセージは炭火で乾燥させ燻煙工程に入ります。
桜や樫などのチップを用いてスモークし、風味や芳香を付けます。
また煙の成分が付着することにより保存性の向上も期待できます。

スモークが終わると蒸気やボイルによって加熱処理を行います。
この作業は殺菌目的と共に、そのままでも食べられるようにすることを目的とします。

以上が簡単ですがソーセージの製造過程です。
あぁ書いていてソーセージが食べたくなってきました。

工業化住宅 プレハブについて

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阪神・淡路大震災プレハブ仮設住宅1995年(画像)

プレハブとは英語のprefabricationから来る語です。
prefabricationの意味はあらかじめ作った部材を現場で組み立てる意です。

「プレハブ工法について
プレハブ工法は建築物の一部または全ての部材をあらかじめ工場で製作し建築現場で建物として組み立てる建築工法です。工場で生産する部材の利用割合が多い工法にたいして一般にプレハブ工法・prefabricationと呼ばれています。この工法でつくられる住宅をプレハブ住宅、この工法を用いた建築物をプレハブ建築・プレハブ(prefab)などと呼ばれています。
プレハブ住宅は日本でのみ定着した工法です。
2014年時点で日本国内でのプレハブ住宅の着工戸数は約14万戸で、全住宅着工戸数の15.7%を占めています。
大手メーカーでは2014年時点で年間1万戸を超えるプレハブ住宅を生産しています。」
(プレハブ工法 wikipediaより引用)

プレハブ住宅(工業化住宅の興り)
1950年には建築基準法が施行されます。
第二次大戦戦後の復興のために当時日本国内では膨大な住宅建設のニーズが生じました。
そしてプレハブ住宅の建設の研究がはじまります。
プレハブ住宅建設の研究の興りは第二次大戦後と新しい歴史です。
そして日本でのプレハブ住宅の登場は1950年大和ハウス工業が最初となりました。
大和ハウス工業はプレハブ住宅の商業化に成功した最初のメーカーになります。
それから後に積水ハウスや松下電工(現在はパナホーム)、積水化学工業、ミサワホームなどがプレハブ住宅を発売していきました。
1981年建築基準法で新耐震基準が施行されています。
1995年、阪神・淡路大震災の時に全壊約10万棟、半壊・一部損傷を含めおよそ15万棟という被害結果に比べて、プレハブ住宅は被害が全壊および半壊がゼロという結果でした。
そうしてプレハブ住宅の耐震性が改めて見直されることになります。
2000年には住宅品質確保促進法が施行されます。
2009年には長期優良住宅認定制度ができます。
そしてこれらの法の施行によりその基準をクリアするプレハブ住宅が普及しました。
東日本大震災時にもプレハブ住宅は避難生活(被災者向けの仮設住宅というかたちで)で活躍しています。

温水洗浄便座

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温水洗浄便座は日本が普及のきっかけを担った製品であることをご存知でしょうか。今回はその温水洗浄便座のお話です。

温水洗浄便座は元々はアメリカで医療や福祉用に開発されたものでした。日本の衛生陶器メーカーである東洋陶器(今のTOTO)がこれを日本の一般住宅向けに販売しようと考え、1964年にアメリカンビデ社の「ウォシュエアシート」を輸入販売開始したのが温水洗浄便座の始まりとされています。それからTOTOやINAXが暖かい便座を独自に研究を進めていましたが、まだ日本は和式トイレが多く、温度の調節も不安定でした。また、下水道の普及も進んでいなかったこともあり普及には至りませんでした。

1970年後半頃に洋風便器の出荷が和風便器を上回ります。

その後、1980年にTOTOがウォッシュレットを発売しました。ウォッシュレットは暖房便座や乾燥機能付きの商品で、洋式トイレの普及やテレビコマーシャルの話題性から広く受け入れられるようになりました。コマーシャル中の独特の歌によって一気に知名度を高めたのです。

1990年代半ば頃のO157問題により、抗菌仕様の便器が普及しだしました。2001年、温水洗浄便座協議会(現 一般社団法人日本レストルーム工業会)設立します。2002年温水洗浄便座の普及率が50%を超えました。今ではウォッシュレットに限らず国内温水洗浄便座市場全体での家庭での普及率は7割を超えています。

現在でも日本はこの分野では開発が進んでいると言われています。海外からの観光客に驚かれることも少なくないそうです。

清潔志向の日本だからこそ温水洗浄便座を世界へと発信することが出来たのです。

コンテナ

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今回はコンテナのお話です。

コンテナとは、内部に物を納めるための容器です。コンテナは人間が発明した容器の中でも特に大型の物です。主に金属製の箱で箱で、その中に輸送物を積み込み航空機、鉄道、トラックや船舶などで輸送を行います。形は立方体のイメージが大きいと思いますが、中には筒状の円筒形や、航空機に合わせた逆台形の航空貨物用などの形も存在します。

コンテナの形や大きさは世界ではISO(国際標準化機構)によって規格化されています。ISOの管理の元、多種多様なコンテナが存在します。規格化されていることによって一つのコンテナの積み荷を移し替えることなく航空機・船・鉄道・トラックなどに積んで運ぶことが出来ます。ですが、日本で使われているのは独自規格の物です。日本のコンテナで日本国内での鉄道で輸送されるコンテナは、すべてJR貨物単独一社のみで総括管理しています。それ故に国際空港などでやってくるコンテナもJR貨物での輸送用コンテナ形式としての承認登録と、完全な輸送管理下に置かれる事になります。JR貨物以外の民間所有のコンテナの場合は1990年代以降は鉄道私有コンテナでの規制が緩やかになった影響で多くの企業・事業団体がコンテナを所有し、運用業種は多種多様になっています。

世界では前述したようにコンテナがISOによって世界で規格化されているので今では当たり前の様に行われている海陸輸送の一貫化が実現しました。まだコンテナの規格が整っていなかった時代にはコンテナを移し替える作業が多く、これによって多くの人手が必要だったりや盗難などの被害が続出しました。それが1956年にアメリカ最初のコンテナ専用貨物船「Ideal-X」の就航以降、徐々に世界でコンテナ輸送が浸透していったのです。現在ではISOのコンテナ規格のグローバル化が進行しています。その点は長年に渡って独自規格を採用している日本は世界で遅れをとっています。

また、コンテナを居住空間に使うようにもなりました。宮城県では2011年の東日本大震災の被災地向けに作られた仮設住宅としてはじめて海上コンテナを利用した多層式仮設住宅の入居が開始されました。

世界中の企業が一致団結したことによってコンテナの規格化が進み、そのコンテナによって世界の流通をスムーズにさせたのです。

豆腐・大豆製品製造過程

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最近我が家では豆乳が一大ブームです。
豆乳と一口にいっても様々なフレーバーがあり楽しんでいます。
そして豆乳ど同様に豆腐にもブームがやってきています。
夏は冷ややっこで、寒くなってからは湯豆腐やお味噌汁で。
今回はそんな大豆製品について書いていこうかと思います。

豆腐ができるまでにはいくつもの過程があります。
最初に精選という過程で虫喰豆や破砕豆をはじめ豆腐作りに適さない豆を取り除き、同時に他の遺物も除去します。
次に洗浄の過程です。
大豆の表面に付着している土やほこりなんかを取り除いていきます。
これが終わると浸漬の工程です。
大豆を水につけて砕きやすくします。季節によって気温や湿度によって時間が異なるのでプロの仕事が求められます。
水を含んで柔らかくなったら大豆を機械に入れて挽いていきます。
これは豆摺りと呼ばれる工程です。
ちなみに磨砕したものは呉と呼ばれます。
次の工程ではこの生の呉を加熱します。
加熱は、大豆タンパクを凝固しやすく、成分を溶出させるために行います
この工程を釜煮・加熱と呼びます。

次の工程では加熱した呉を絞り濾過分離して、豆乳とおからに分離します。
この豆乳ににがりを加えて固めると豆腐になります。

ところで皆さんはどうして豆腐って腐ってもいないのに腐るという字を使っているかご存知ですか。
豆腐の発祥は中国とされています。
中国では液体から固体になったもの、やわらかい個体などを腐という字を当てるそうです。
ちなみに一部の飲食店などでは豆腐ではなく豆富とあて文字をつかうところもあるとか。
いずれにせよ日本の腐るという意味と中国での腐るという意味では少しニュアンスが異なるということでしょう。

「錆び」の発生とメカニズム

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鉄は酸化鉄=錆びた状態が一番安定しているそうです。
表面が錆びているとそれ以上錆びの進行が進まないので内部は保護されます。
しかし程度にもよります、あまりにも錆びが進行してしまうと「腐食」となってしまいます。
こうなると表面の「平滑さ」「導電効果」にも影響が出てきてしまいます。
ボロボロと崩れてしまうほど進行してしまうと内部にまで影響も出てきてしまうのです。

これは水分(空気中の水分も)による反応で、その結果「鉄イオン」は水中へと電子が移動してしまい水酸化鉄イオンとなります、この状態での「鉄本体」はさらに水分が移動していまい酸化鉄=錆びとなります。
これを繰り返していく事が内部への腐食の進行へとつながっていきます。

海水に含まれる “塩分” はこのサイクルを活性化するようなカタチで作用します。
ところが海水中よりも海水から少しカオを出した辺りのほうが錆びの進行は進みます。
これは水分+塩分+酸素といった「錆び」の発生・進行に好条件の部位となってしまうからです。

これに対し「錆びない=ステンレス」やめっきなどの表面の加工により保護していく方法があります。
※ ステンレスにはクロムが使用されています、クロムは酸素と結びつく事で非常に薄く頑強な皮膜を形成してそれ以上の腐食(錆びの進行)を防いでくれます。

また、常に摺動しているような機器類の可動部などではその動きによって錆びを削り落とすカタチになっていることがあり見た目は結構キレイにも思えます。
しかし腐食はその部位だけでなく全体への影響も出てきてしまうことも多く、例えばマイカーでもボディに付いたわずかなキズから錆びが広がってしまうこともあります。
ワイパーなどに発生した錆びから付近の金属部品へと飛び火することもあり「チェック」や「お手入れ」は欠かせません。
さらに、表面がキレイに見えても内部では錆びの進行が広がっていることもあるため「脆さ」へと繋がってしまうことも考えられます。
(表面の錆びが落ちても内部での金属イオンへの影響が治まったわけではないため)

また、作業には実需品である “工具や機器類など” は、「お手入れ(メンテナンス)」が欠かせないものが多くありますが、毎回毎回となるとメンテナンスに時間をさけないこともあります。
しかし仕事道具として必需品である工具類はしっかりと(スプレー一吹きでもいいから)メンテナンスしておきたいものです。

ブドウ糖

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脳の主なエネルギー源はブドウ糖

「ブドウ糖は英訳するとグルコースという物質です。
化学構造的にはD体とL体のグルコースが存在します。

糖のD体とL体
フィッシャー投影式で構造を描くと番号が一番大きい不斉炭素原子に結合しているOH(ヒドロキシル基)が右側にある構造をD体、左側にあるものをL体といいます。フィッシャー投影式とは絶対立体配置を表現するために使われる構造式です。1891年にエミール・フィッシャーというドイツの化学者がはじめに使ったのでそう呼ばれます。糖の絶対立体配置を表現するために初めて使用した構造式です。

自然界にみられるグルコースはD体のグルコース
L体のグルコースは自然界では高等生物には見られません。
ですがL体のグルコースは化学的に合成できます。
L体のグルコースは甘味がありながらD体のグルコースのように体内エネルギー源として吸収されることは無いので低カロリー甘味料の使用が提唱されたりもしています。」(wikipediaより引用)

私たちが栄養として吸収しているのはD体のブドウ糖
自然界にあるブドウ糖はD体のブドウ糖です。
私たちは飲食物からD体のブドウ糖を消化吸収していることになります。
「脳の栄養はブドウ糖しかないから甘いものを採れ」と言われた経験があります。(実際は他にも脳の栄養となる物質はあります。)
ケーキなどの西洋菓子の果物の入ったスイーツなどを間食で採りました。
何も答えられずに黙って食べていた記憶があります。
脳の栄養はブドウ糖だけではなくいろんな他にも栄養素がありますが脳の回復にブドウ糖は欠かせないのだという意見なのだと思います。

錠剤のかたちをしたお菓子「ラムネ」
子供のころに一度は口にした経験があるでしょうラムネ。
ラムネは一般的には材料が片栗粉、ブドウ糖、クエン酸でできています。
脳の栄養にもなるブドウ糖の良い供給源なのです。
デンプン質とブドウ糖とクエン酸の組み合わせですから経口でとても吸収の良いモノと言えるでしょう。
糖尿病を患っている人でも糖尿病の薬の影響で低血糖に陥った時経口でブドウ糖を摂取することもあるそうです。
高血糖の異常もおそろしいですがその反対の低血糖もまたおそろしいです。
非常時のブドウ糖の摂取のモノも用意しておくのも大事な選択かもしれません。
ブドウ糖は貴重な栄養素なのです。

静電気

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冬場は静電気が気になる方も多いのではないでしょうか。誰だって何かに触った時にバチッとなるのは嫌ですよね。そうならないためにも今回は静電気の事を知ってもらおうと思います。

そもそも地球にある物質のほとんどは電気を持っているのです。有機物も無機物もほとんどです。空気にだって電気を持っています。勿論人間の体もです。電気である以上、プラスの電気とマイナスの電気が存在します。普段はプラスとマイナスの電気がバランスが良い状態が保たれれば静電気が起きません。そして、マイナス電気は物と物の間を行ったり来たり出来るという性質があります。つまり摩擦などで外部から違う力が加わるとマイナス電気が物質から離れてしまうことが有ります。そうするとプラス電気だけが残ります。これを帯電状態といいます。この状態が静電気を起こす危険な状態です。プラス電気は他の物質からマイナス電気を取り入れようとする時に放電が発生。つまり人間の場合、バチッときます。これが静電気です。

ではなぜ静電気が起こりやすいのは冬なのでしょうか。それは冬は湿度が低いからです。湿度が低いとは空気中の水分が少ないので電気が空気中に放電されにくいのです。すると帯電状態になることが増えます。それで金属などに触れると静電気が起きます。

対策はドアノブ等の金属物質に触れる前にコインや鍵で金属に触れること。これだけで直接触れるとでは大違いです。また、最近では様々な静電気対策グッズが売っているので気になったらお店やネットショップで見てみましょう。

静電気対策を怠らなければ静電気も怖くはありませんよ。

みんな大好き!マヨネーズのあれやこれ

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いまや毎日の食事に欠かせない調味料の1つとしてマヨネーズがあります。
サラダにはもちろんのことフライやカツ、お好み焼きに焼きそば、お寿司におにぎりの具と用途はさまざまです。
今回はそんなマヨネーズの作り方や歴史なんかを見ていきましょう。

日本で初めてマヨネーズが販売されたのは1925年にキューピーが販売したものが元祖と言われています。
当初は価格の高さやなじみの無さから売れ行きは芳しくありませんでしたが、同社の宣伝活動により徐々に売り上げを伸ばしていきました。
同社のマヨネーズの製造過程は3段階に分けることができます。
まず第一段階としてマヨネーズの調合です。
原料となる酢や鶏卵を品質検査を行い酢・油・卵黄をミキサーで調合します。
乳化仕上げ機で油の粒子を2/1000から4/1000mmまで細かくすることで粘度を高めてまろやかに仕上げていきます。
第二段階は容器への充填作業です。
容器は密閉状態で工場へと運ばれてきます。
容器の口は充填直前にカットします。
このカットの作業にもひと手間加えているのがポイントで、口部を下へ向けた状態でカットし、細かな切りくずが容器内へ入ることを極力防いでいます。
そしてマヨネーズを充填します。
充填後のマヨネーズの酸化による劣化を防ぐために上部へ残った空気を素早く窒素へ置換してシールとキャップで密閉します。
最後の段階として包装作業を行います。
ボトルキャップへ賞味期限を印字し、外装にいれて包装します。
これが大まかなマヨネーズの製造過程です。