従来の気象衛星は、縦・横軸検出のみだったらしく、
「上面図」による大気の流れなどから、予報をしていました。
しかし近年、新たに斜軸(Z)の検出が可能となり、今後はいわゆる
X・Y軸に加え、Z軸による「三次元的」な気象予報が可能となるようです。
この事を踏まえ、今回は気象レーダーの仕組みなどについても
少し調べてみたいと思います。「Z!」
気象レーダーとは。(-以下、ウィキペディアより引用-)
気象状況を観測するためのレーダーである。アンテナから電磁波を放射し、
反射して返ってくる電磁波を分析することで、雨や雪の位置と密度、風速や風向などを観測している。
レーダーの種類にはいくつかあり、それぞれ観測できるものが異なる。
気象学においては、気象現象の観測に重要な役割を果たす機器であり、
1950年代から普及し始めた。
気象衛星とは。
気象観測を行う人工衛星である。衛星軌道上から観測を行うことにより、
広域の気象状況を短時間に把握することができる。
観測機材として雲を観測する可視光線および夜間観測用の赤外線カメラや、
赤外線吸収により水蒸気を観測するカメラ、また海上風や降雨量を測定するための
マイクロ波散乱計などを備えている。衛星軌道の分類により、大別して静止衛星と太陽同期軌道衛星、
その他の衛星に分けられる。
広域観測が可能であり、洋上監視も比較的容易であることから、通常の気象観測のみならず、
台風観測に際しては有力な観測手段となっている。(-以上。一部、抜粋-)
「三次元・気象衛星」自体は既に存在しているらしいのですが、さしあたって日本では
「旅客機の運行」に際して、「航空管制室に導入」し、より「安全性を高める」為に積極的に
導入していく。という事のようです。
(私はジェット・コースターにすら乗れない高所恐怖症なので安全性が高まるのは
大変、結構な事だと思います。)