旅行にも防災にも役に立つアルファ化米

アルファ化米
イタリアの飛行機と電車の旅行の準備のときに旅行中日本食が恋しくなるだろうなと考えていました。
ロフト名古屋でスーツケースを修理に出して携行用食料の商品をみていたら、水を入れて封を閉じて待つだけで食べられるようになるアルファ化米の五目ごはんをみつけて買いました。
イタリアの食事はカロリー高めの感じだったのでイタリアでの旅行中は一日二食にしました。
そんな中、やっぱり日本食が恋しくなってフィレンツェのホテルの部屋で一人でこのアルファ化米の五目ごはんをミネラルウォーターを注いで封を閉じて待って食べました。とてもありがたく感じたものです。
そんなアルファ化米は旅行携行だけでなく防災の保存食としても活躍できるそうです。
ネットで改めて調べなおしてみるとどうやら尾西食品さんの「尾西の五目ごはん」だったようです。

尾西食品さんの「尾西の五目ごはん」について
五年間常温保存できます。アルファ米は100%国産米です。お湯で約15分、水で約60分でできあがります。
材料 国産うるち米、具(人参、油揚げ、ごぼう、椎茸、こんにゃく)、他
価格 367円
サイズ 縦160×横152×高さ70(mm)

アルファ化米について
アルファ化米とは炊飯、蒸煮などの加水加熱によって米のデンプンをアルファ化(糊化)させたあと、乾燥処理によってその糊化の状態を固定させた乾燥米飯のことです。
アルファ化米を維持させるには炊いた後の乾燥処理が重要です。

なぜ乾燥処理が重要なのか
「アルファ」とはお米に含まれる「デンプンの状態」のことを示しています。お米は炊くと美味しく、消化しやすいデンプンになります。これをアルファ化デンプンといいます。「アルファ化デンプン」は炊いたあとそのまま放置されればただの生デンプンに戻ってしまいます。
しかし、アルファ化したご飯は水分を除くと生デンプンに戻ることなく「アルファ化デンプン」の状態を保持し続けます。この特性を活かしてアルファ化米の商品ができて売られているのです。水だけでもおいしいご飯が食べられるようになるすばらしいことなのです。

保存食というとカンパンやカロリーメイトをイメージしますがこのおいしいアルファ化米は注目です。