冬場は静電気が気になる方も多いのではないでしょうか。誰だって何かに触った時にバチッとなるのは嫌ですよね。そうならないためにも今回は静電気の事を知ってもらおうと思います。
そもそも地球にある物質のほとんどは電気を持っているのです。有機物も無機物もほとんどです。空気にだって電気を持っています。勿論人間の体もです。電気である以上、プラスの電気とマイナスの電気が存在します。普段はプラスとマイナスの電気がバランスが良い状態が保たれれば静電気が起きません。そして、マイナス電気は物と物の間を行ったり来たり出来るという性質があります。つまり摩擦などで外部から違う力が加わるとマイナス電気が物質から離れてしまうことが有ります。そうするとプラス電気だけが残ります。これを帯電状態といいます。この状態が静電気を起こす危険な状態です。プラス電気は他の物質からマイナス電気を取り入れようとする時に放電が発生。つまり人間の場合、バチッときます。これが静電気です。
ではなぜ静電気が起こりやすいのは冬なのでしょうか。それは冬は湿度が低いからです。湿度が低いとは空気中の水分が少ないので電気が空気中に放電されにくいのです。すると帯電状態になることが増えます。それで金属などに触れると静電気が起きます。
対策はドアノブ等の金属物質に触れる前にコインや鍵で金属に触れること。これだけで直接触れるとでは大違いです。また、最近では様々な静電気対策グッズが売っているので気になったらお店やネットショップで見てみましょう。
静電気対策を怠らなければ静電気も怖くはありませんよ。