働く環境によって作業の効率は変わります。
効率が変われば仕事量も増えるはずですし、労働者への負担も軽減され安定した作業ができます。
決まった場所に決められた部材や道具などがあれば、作業のムダも無くなります。
いちいち探すようなムダが無くなれば、一定の作業スピードを維持できるメリットもあります。
同じサイクルでの作業は作業者が慣れるに従って、品質を維持したままスピードアップができるはずです。
こういった環境が整えば企業側にも作業時の事故や、製品のトラブルが減るというメリットが生まれます。
このような作業にはルール作りが必要になるでしょう。
ただし社内でのルールだけではルール厳守を維持できなかったり、偏ったルールにしか作成できなかったりします。
しかしISOならマニュアル化されたルールを掲げる事で、その遵守・改善・維持を図ることができるのです。
ISOは「独自の基準を設けてその基準を遵守し維持する」事が主な条件なので、ルールは独自で決めても良いのです。
「何を、どのようにしたいのか。」をハッキリとさせる事で「今あるムダ」が見つかるのも良い傾向だといえるそうです。
今やっている事から次にやるべき事が見つかるはずです、それが改善につながるそうです。
マニュアル作りというと窮屈な感覚が生まれそうですが、独自に設定できる点では無理な負担はかかりにくいでしょう。
みんなで決めるルールなら遵守して維持していく事も無理ではないはずですから。