大腸内視鏡検査って?

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漢方薬を使用する事で「大腸内視鏡の挿入が容易になる」と発表されました。
これは「大腸内視鏡検査を行う際、漢方薬の麻子仁丸と造影剤のガストログラフィン(アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン)を併用すると大腸のぬめりが増し、ファイバースコープをスムーズにかつ患者に苦痛を与えることなく挿入できる」というものです。
大島医院(宮城県気仙沼市)院長の山本馨氏が第196回日本消化器病学会東北支部例会(14年2月)で報告しました。

確かに普段は出す部位から入れる(?)わけですから…。
大腸の内視鏡検査には抵抗を感じる方が多いのではないでしょうか。

内視鏡検査の簡単な流れですが、前日より病院から出された下剤や粉末飲料の素のようなものを指示通り服用して準備しておきます。
検査の前には下剤を使用して内容物を排泄してから行います。
その下剤の効き方によっては、その痛みのほうがつらいという方もいるそうです。
お尻側に穴のあいた変わったパンツを穿いて検査を受けます。
いざ検査ともなると入ってしまえば何とかなるのですが、わたくしの場合も入るまでがちょっと苦痛でした。
(痛みというよりも抵抗感でしょうか…ニュルッと入るかと思っていましたので。)
検査後は小一時間じっとしていればOKだと思います。(場所が場所だけにすぐ動けないと思います)

今ではCCDカメラを搭載した人差し指の太さくらいのタイプが内視鏡の主流となっているそうです。
操作次第でカメラチューブの硬さが変えられるので曲がりくねった腸内も検査できるのです。
ハイビジョン撮影もできDVDへの録画をして解説してくれる病院(クリニック)もあるようで、腸管に隠れたポリープも発見できるうように透明なカバーを使用してもらえるので、しっかりと検査してもらえば安心ですね。

本当に安心したければ、ぜひ一度は受けておきたい検査です。