吸盤の活躍

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吸盤の活躍はいろいろなところで見かけますよね。
100均ショップでも強力なタイプの吸盤をバラ売りのように購入できるのは助かります。
台所でも浴室でも吸盤があるおかげで、フックや棚を取り付ける事ができます。

吸盤はゴムなどを使用してその柔軟性を活かして吸着しています。
吸着面とゴムの間の空気が抜ける事で真空に近い状態を作り出せます。
この状態で外圧(気圧・水圧など)との圧力差を利用して吸着します。
ですから吸着させたい面は平らでなければなりません。

吸盤を押しつけて吸着するタイプのものは普段の生活でもお目にかかりますが、
ガラス板などを運搬する際などには、耐荷重の大きい吸盤が使用されます。
安価でも30kg以上の耐荷重を発揮する吸盤クリップもあります。
また逆に小さな吸盤でレンズなどの取り付け作業をする事もあります。
薄い物や球体などの掴みにくい物を確実に取り出す際には便利で、機械の吸引力を併せて使用すれば重量物の運搬もラクになります。

また、クルマダッシュボードはデコボコした仕上がりのものが多いですからここに吸盤はくっ付きません。
こういった場合は市販のゲル状マットを敷いたり、アタッチメントの張り付けで平滑面を確保する事ができます。
ちょっとした振動や重量にも耐えられ、カーナビやドライブレコーダーなどの機器類も取り付けられます。
車内は温度差が大きく劣化で落ちてしまう事がありますが、テープで付けたりネジ止めが面倒な人にはピッタリですね。

小さくても強力に付いてくれるタイプの吸盤も多く、剥がしても接着剤のような跡がつかないのは助かります。