写真:細渕電球株式会社様HPより
東京都荒川区の細渕電球株式会社は医療現場でも活躍の内視鏡撮影カメラの内蔵電球1954年に手掛けました。
HPにもこの記事が掲載されていますが、期待された技術であることがよくわかります。
また独自技術により、紫外線透過ガラスを使用して、低電圧・低電流でも使用できる電球を開発。
これは血液成分分析検査などの機器に使用されています。
直径1.5ミリほどのガラス管を作り、直径0.05ミリのフィラメントをこのガラス管に取り付ける技術は職人技といえるでしょう。
とても子供さんにも分かりやすい手作り電球の教室などもされていて興味深い内容がいっぱいです。
LEDの耐用時間や電球の明るさの設計などの内容は「えっ!」「なるほど」と良い勉強になります。
携帯電話やタブレット端末などのバックライトにも使用されているそうですし、顕微鏡や光学製品など多分野にわたる開発も多品種少量生産という姿勢だからこそ対応できるのですね。
1948年の創業からのノウハウはしっかりと蓄積され、職人技として発揮されています。
分かりやすい内容で楽しいですよ。細渕電球株式会社様HP
電球の基礎から今やクルマのヘッドライトに使用されている「HID」(当たりハズレが多いですが)の意味も分かりますし、医療用の機器に搭載される電球の精密さにも驚かされます。