デジタルコンパスを使ってみた。

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みなさん「デジタルコンパス」をお使いになられたことはありますか?
登山などされる方には必需品かもしれませんね。
そういった趣味を持っていなくても興味があり、デジタルコンパスを購入して遊んでみました。

通販で購入した、ノンブランドの”SW-110″という商品。(なんか怪しい…..)
でも到着して使ってみると他にもいろいろな機能があり面白いのです。

まず方角を調べるコンパス、さらに気圧計・温度計・高度計・天気予報機能が付いています。
使用する際に方角のリセットをするために、一周コンパス本体を時計回りに回転させるんです。
これで正しい北(N)方向に目印のバーが出ます、水平方向にクルクル回転させてみると表示もN~NNW、W.WS.S…と表示されていきます。

原理は針の指し示す方向で方角を知るオーソドックスなコンパスと仕組みはほぼ同じだそうです。
地球は磁力を帯びています、これは学校でも習いました。
その磁気は地表へと降り注ぐわけですがこの磁気を「地磁気」と言います。
地磁気が地表に対してナナメに向かっているのでセンサーで水平・垂直方向に分析をしてその強さで方角を示します。

これは2軸センサーでの計測方法です、このセンサーでは機器類を傾けたり立てて使用すると方角の表示に狂いが生じます。
携帯やナビシステムではこの狂いを補正するのに3軸センサーを使用しています。
そのおかげでしょうか、私の持っているコンパスでは方角表示のモード切り替えで”N”・”NE”・”SW”などの表示から、北を0度として右回りに数値が増えていく数値表示もできるようになっています。

国土交通省の計測でもデジタルコンパス使用での測量も条件付きではありますが認められるようで、それには360度の分画目盛りの精度を向上させる必要があるそうです。
これはセンサーによる計測での精度の良さがモノをいうのでしょうね。
GPSの精度もかなりの向上がなされてはいますが、位置ではなく向いている方向となるとコンパスの必要性は欠かせない物となっていますね。

ゴルフナビという面白い機器もありますね、この中でもコンパスは方位センサーとして大活躍しています。