ブログ」カテゴリーアーカイブ

歯のコンポジットレジン修復

人工歯 (2)

最近歯医者にかかった時アレルギー体質だからということで口内の歯の金属の詰め物を全て取ってしまいました。
最初に口腔のレントゲンをとってから歯全部を見てもらって診断してもらいました。
その日のうちにすぐ詰め物の交換処置が施されました。
個人的にはいきなりの歯の改造にビックリでした。
これでアトピーやアレルギー症状が改善されることが結構な確率であるのだそうです。
そのかわりに詰め物をして何やら光をあてて固めてくれました。
白色の詰め物で白い歯になじんで感触もつるりとしていて違和感もありません。

人工歯の材質が新しく変わったのだと驚きました。
コンポジットレジンという合成樹脂の素材です。
ガラス・ジルコニア・セラミックなどの粒子と樹脂(プラスチック)を混ぜたものです。
施術にかかる時間が短くてすみ、修復・修理もしやすい素材で歯を削る量も少なくてすむ利点があります。
小さな虫歯や欠けた箇所に詰める合成樹脂です。

歯医者さんは細い注射器のようなものでペースト状のコンポジットレジンを削った箇所に塗ってコーティングして特殊な光を当てて固めていました。
青色のLED光です。この照射で数十秒で固まるのだそうです。
施術後30分以上は何も口に入れてはいけないそうです。
コンポジットレジンの治療は保険適用されるので費用は保険証を提出して5500円程でした。

歯医者にかかって一年ほど経ちました。
定期的にクリーニングや検診を受けています。
クリーニングの時は歯科衛生士さんがケアしてくれます。
検診の時は歯科医師さんが直接見てくれます。レントゲンを撮り直したりもしています。
コンポジットレジンが少し表面で張り出してしまってきた時などはキレイに削って舌触りも滑らかに整えてくれます。
二年前には酷かったアトピーが皮膚科医の先生がよくなってきているという程改善されました。
歯の金属の詰め物をコンポジットレジンに変えたのがよかったのでしょうか。

現実世界にバーチャルを マジックリープ編

マジックリーフ

今年はVR元年だそうで仮想現実に対していよいよ本格的に世界が動いている感じですね。
バーチャルリアリティとは一言で言ってしまえば、仮想現実に没入していくものですが、
もしもその反対にリアルの我々の世界にヴァーチャルな物を呼び出すことは出来ないかというのが今回のお題目であるマジックリープです。
マジックリープはアメリカ・フロリダに本社がある新興企業マジックリープ者が開発を進めている商品です。
同社が開発しているのは「フォトニクス・ライトフィールド・チップ」という技術です。
これは3Dの映像をユーザーの目に直接投影して、目の前にフィクションのオブジェクトを映し出すというものです。
めがね型の端末を装着すれば、スクリーンでなく、例えば自分の手や腕に存在しないなにかしらの物体を投影することができる魔法のような技術です。
2014年10月にはGoogleやクアルコムなどが5億4,200万ドルを出資したと報道され、業界にとっての関心の高さがうかがえます。
では何故にこの技術がこんなに巨額の資金を集められるか。
ただたんに凄いだけではないんです。
この技術が実現すればARつまり拡張現実という概念がより身近になるからです。
まずこの拡張現時とは何ぞやと思う方もいらっしゃると思いますので説明します。
wikipediaでは拡張現、英: Augmented Reality、AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉とされています。
よくARの例で取り出されるのは気に入った家具があるとします。
例えばベッドを買おうと思いカタログでその情報をスキャンします。
そしてカメラ越しに部屋をのぞいてみると先ほどスキャンした家具がその機会に移って部屋に置いた際のイメージが容易に出来るというものです。
実際にこのレベルのARはすでに実現しています。
これがもっと発展してスマホでARが出来るようになればスマホがあれば海外の店の看板が和訳されて表示されるなどの利便性があったり、某カードゲームのようにカードのモンスターが立体化して見えるなんてこともあるかもしれません。
まだまだ技術は成熟には程遠いですが、これからさき期待が出来る分野でもあります。

豊橋筆について

豊橋筆

皆さんは最近筆を使ってなにか書いたことはありますか。
筆者はありません。最後に書いたのは中学生のときだと思うのでだいぶ筆を触っていないなと思います。
今回なぜこんなことを書いたかというと、われらが地元の東三河地区には豊橋筆という匠の筆があるからです。
まずはその豊橋筆の歴史から見ていきましょう。

豊橋筆は江戸時代からこの地に伝わる伝統工芸です。
吉田藩七万石の頃に財政が困窮して減俸や節制が藩の人たちを苦しめていました。
そんな折に藩士たちは人目を気にすることなく内職ができるという理由で筆作りをしていたそうです。
そして豊橋筆が全国的に有名になったにはもちろん品質がすばらしかったのも理由ですが、それ以外にも吉田藩の置かれた地理的条件もあったからでした。
吉田藩、今の豊橋市は東海道に面しており、宿場町としても栄えていました。
なので墨の産地である奈良へ墨職人が出向かう際に、この土地を必ず通るとともに品質のよい筆を知り江戸などへの販路拡大を提言したと言われております。
そして明治に時は移ろい、芳賀次郎吉が従来の芯巻筆を改良して毛筆の製法を広め、その一門が豊橋筆の基礎を作ったのです。
1976年には経済産業大臣指定伝統工芸品の指定を受けています。

豊橋筆の特徴は他の産地の筆にくらべて墨がにじみやすいというのが特徴です。
これにより滑るような書き味が持ち味なのです。
これは練り混ぜと言う物を製造の過程に取り込んだことで生まれました。
これは穂の長さや毛の硬さなどの違いの歩けを用いて、水で混ぜ合わせるというものです。
また毛を抜く際も他の筆とはことなり家を1本1本ナイフで切りだすので長持ちするというのもうれしいところです。

水、浄水器について

シーガルフォー浄水器

2000~2010年まで我が家では料理や飲用にサントリーの南アルプスの天然水を購入して使用していました。

姉が2001年から大学入学で一人暮らしの入居先の部屋のキッチンにカウンター据置き型の70000円ほどのシーガルフォーの浄水器を買って取り付けていました。
水に気をつけることは姉・自分ふたりのアトピーの治療の一環となっていました。
2001年から2006年位まで京都で大学生・大学院生として一人暮らしをしている間にずっと姉は使いました。
当時に姉が琵琶湖水系の水道で水道の水質を疑ってのことでした。
京都に泊まりに行った際に浄水器は良いよということはよく聞いていました。
大阪は琵琶湖水系さらに下流のところです。
姉の大学時代の大阪で大学から一人暮らしをはじめた友人は水に敏感で肌荒れトラブルが発生して、結果そういった部屋にも浄水器が普及しているようでした。

天然水をペットボトルで購入して使うのはもったいないよなと自分はよく考えていました。
浄水器を取り付けるほうがいいと。

2010年についに我が家でも稲沢の借家の一軒家に越した時にカウンター据置き型のシーガルフォーの浄水器をグランドデュークス東海から購入して取り付けました。
カートリッジの交換はグランドデュークス東海が一年から二年の間の目安で15000円ほどで交換してくれます。
我が家では一年半の目安でカートリッジ交換をグランドデュークス東海さんにしてもらっています。
新しく家をたてて引越した現在も愛用しています。
姉も現在でも愛用しています。
家族での浄水器の利用はもう十五年ほどの付き合いになります。
シーガルフォーの浄水器はあらゆる水から身体に有害なさまざまなものを確実に取り除きながら必要なミネラルはそのまま残して水を使えるという良さがあるそうです。
少し高額ですが天然水のペットボトルを買い続けるよりは経済的ではあるし、それなりの効果も証明されてきているようなので満足しています。

豆乳について

豆乳について

アトピー持ちの私は乳製品を控えて育ちました。
特に豆腐・豆乳などの大豆製品と釜揚げシラスなどの小魚には栄養的にずいぶん助けられて育ちました。
二十代はマルサンアイの「国産大豆の調整豆乳」200mlを本当によく採りました。
三十代になったこの頃では脂肪ゼロのヨーグルトをカルシウムのサプリメントと整腸用として採るようになりました


日本人向きの栄養として豆乳でのカルシウム補給はおススメかもしれません。
私的には口当たりも良く飲みやすい調整豆乳がおススメです。
特にマルサンアイの調整豆乳が美味しくて魅力です。
そんな調整豆乳について調べてみます。

一般的な豆乳製品ができるまで(かんたんな製造の工程について)
大豆の選別をします→皮をむきます→熱水を加えて摩砕します→酵素を失活させます→遠心分離させます(オカラを

取ります)→粗豆乳のできあがり→
調合します(豆乳液+糖類+食塩+植物性油脂など)→高温瞬間殺菌します→脱臭・殺菌します→均質化します→充

填→検査→出荷です。

健康成分について

豆乳は高タンパク低カロリーです。
大豆タンパクはコレステロール低下作用があります。
リノール酸という必須脂肪酸が含まれています。血中コレステロールや中性脂肪を低下させる成分です。
大豆レシチンという不飽和脂肪酸が含まれています。身体中の細胞膜に働きかけて細胞を正常に保つ働きがあります

。血管の内側にあるコレステロールを溶けやすくしたり、細胞中の老廃物を血液中に溶かしたりします。
大豆サポニンは苦味成分とされている成分です。抗酸化作用があります。
「豆乳の中の大豆イソフラボンはポリフェノール化合物の一種です。大豆イソフラボンは「植物由来エストロゲン」

と呼ばれることもあります。体内で女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをします。大豆イソフラボンには骨粗

鬆症予防効果、抗動脈硬化作用、更年期障害の緩和作用などがあります。
乳がん、前立腺がんの予防効果の報告もあります。
特にイソフラボン配糖体のゲニステインという物質に腫瘍の血管新生を抑える効果があり、腫瘍の増殖を抑制すると

いう研究もあります。
豆乳には血糖値改善効果があるといわれているピニトールという成分が多く含まれています。」
(wikipediaより引用)

だれもが使う勉強のお供 鉛筆編

鉛筆

最近家の中を整理していたら小学生の頃に使っていたと思われる鉛筆がたくさんでてきました。
思えば最後に鉛筆を使ったのはいつだったのだろうと考えるほど最近はシャーペンやボールペンしか使っていないと思ってしまいました。
今回はそんな鉛筆の製造過程についてです。

まず鉛筆を作るのには芯を作るところから始まります。
この芯の材料は黒鉛と粘土。黒鉛は主に中国から仕入れたもので炭素からなり、鉛は入っていません。黒鉛と粘土に水を加えて混ぜ合わせます。
この際の黒鉛と粘土の比率が鉛筆の硬さ、HBとか2Bといったものになります。
混ぜ合わせたら芯の太さに整形し1本1本切り出します。
切り出した芯を100℃以上の熱で焼き上げて硬くします。
焼き終わったら、芯にたっぷりと油をしみ込ませて、滑らかに書けるようにします。
鉛筆の機の部分は30mにも育つインセスシダーというヒノキを使います。
アメリカ産で現地の工場で加工され、スラットとよばれる板の形で運ばれてきます。
板の厚さは5mmほど。そしてスラットに芯を入れる細い溝を掘ります。
スラット1枚から9本の鉛筆を作るので溝を9本彫っていきます。
スラットに接着剤をつけて、彫った溝に芯をのせます。
そして彫ったスラットを上にもう一枚かせねて、芯をサンドイッチ状にします。
その後鉛筆の形にカッターで削っていきます。
削り終わったら鉛筆に塗料を塗っていきます。
そして最終工程として文字やマークを刻印します。
この工程の後に汚れや傷がないか検査し、1ダースごとに箱詰めされ出荷されます。

こうやって調べてみるとこれもまた結構な手間隙がかかっているのだと再認識しました。
特に芯に油をしみ込ませて書き心地をよくするなんて想像もしていませんでした。
そんな手間隙がなんだか少しうれしくなってしまいました。

「顕微鏡」: 普段ご家庭では使用しないもののひとつではないでしょうか。

23f83ad6788c64d0563ad8770046b90e_s

テレビ番組などで顕微鏡を使用した映像を目にすることがあります。
それが何の研究かはわからなくても言わんとしている事は理解できるような気がします。
「顕微鏡」は普段の生活では、めったに(まずありません)使用する機会もありませんが「無ければ困る」モノでもあります。

顕微鏡も「光学顕微鏡」「電子顕微鏡」とありますがどう違うのか見てみましょう。

*** 光学顕微鏡 ***
試料そのものを見る(観察)ことができる
細かい組織やその構造などの観察には限界がありますが、肉眼で見えるものから1μm辺りまでの観察ができます
凸レンズにより光源からの光の屈折度を利用して、試料の表面を拡大させて観察します

*** 電子顕微鏡 ***
真空下での観察となりますので生身の生き物の観察はムリです、薄くスライスした試料などが対象です。
光(光源)ではなく電子を照射してその「透過」「反射」などのデータにより観察するもので、その分「高精度」な観察ができます。
1nmよりも小さなものまで観察できます…現在では49pm(ピコメートル)までの観察ができるそうです。

電子顕微鏡では電子レンズ(※1)による電子の様子を観察する仕組みです。
※1:電子レンズ:コイルに電流を流し、できた磁場により電子の収束をするものです

コイルに電流を流せば磁場が発生します。
この中を「電子」が進んでくるのですが「電子の進む方向」「コイルに流れる電流の方向」が平行であるので、電子は「フレミングの左手の法則」の作用で方向を変えます、さらに向きを変えた後も磁場の密度の低い方へと進みますのでコイルの中で「らせん状」に進むことになります。
コイルを進むうちに光軸への力も弱まるので一点へと集まります。

・・・その集まった電子を利用して観察する方式でも「透過電子顕微鏡」「走査電子顕微鏡」があります。
○透過電子顕微鏡:電子レンズで収束した電子による「透過」「反射」のデータを観察するため、組織の構成など細かく観察できる。
ただし「透過」させるため試料を薄くスライスしておくことが必要になります

○走査電子顕微鏡:電子レンズ収束した電子やX線などを試料に照射してそのデータを検出してモニターで表示するので試料の表面の観察ができる

*** 夏休みに観察日記をつけた方もいらっしゃるでしょう…
小学生くらいの頃は “虫眼鏡” などでいろいろと観察してまわった記憶があるでしょう。
高学年にもなると「顕微鏡」を使用しての授業もありました、そのとき目にした植物やプランクトンはとてもキレイに見えました。
人間の目(裸眼)での観察ではせいぜい「0.1mm」程が限界だそうです。(注:個人差もあります)

新素材・新薬の研究開発や、物理・化学・生物・医療などの分野にも欠かせないアイテムです。
装置もすごいのですがそれを発見・観察している人たちもすごい「目」を持っていらっしゃるんですね。

旅行にも防災にも役に立つアルファ化米

アルファ化米
イタリアの飛行機と電車の旅行の準備のときに旅行中日本食が恋しくなるだろうなと考えていました。
ロフト名古屋でスーツケースを修理に出して携行用食料の商品をみていたら、水を入れて封を閉じて待つだけで食べられるようになるアルファ化米の五目ごはんをみつけて買いました。
イタリアの食事はカロリー高めの感じだったのでイタリアでの旅行中は一日二食にしました。
そんな中、やっぱり日本食が恋しくなってフィレンツェのホテルの部屋で一人でこのアルファ化米の五目ごはんをミネラルウォーターを注いで封を閉じて待って食べました。とてもありがたく感じたものです。
そんなアルファ化米は旅行携行だけでなく防災の保存食としても活躍できるそうです。
ネットで改めて調べなおしてみるとどうやら尾西食品さんの「尾西の五目ごはん」だったようです。

尾西食品さんの「尾西の五目ごはん」について
五年間常温保存できます。アルファ米は100%国産米です。お湯で約15分、水で約60分でできあがります。
材料 国産うるち米、具(人参、油揚げ、ごぼう、椎茸、こんにゃく)、他
価格 367円
サイズ 縦160×横152×高さ70(mm)

アルファ化米について
アルファ化米とは炊飯、蒸煮などの加水加熱によって米のデンプンをアルファ化(糊化)させたあと、乾燥処理によってその糊化の状態を固定させた乾燥米飯のことです。
アルファ化米を維持させるには炊いた後の乾燥処理が重要です。

なぜ乾燥処理が重要なのか
「アルファ」とはお米に含まれる「デンプンの状態」のことを示しています。お米は炊くと美味しく、消化しやすいデンプンになります。これをアルファ化デンプンといいます。「アルファ化デンプン」は炊いたあとそのまま放置されればただの生デンプンに戻ってしまいます。
しかし、アルファ化したご飯は水分を除くと生デンプンに戻ることなく「アルファ化デンプン」の状態を保持し続けます。この特性を活かしてアルファ化米の商品ができて売られているのです。水だけでもおいしいご飯が食べられるようになるすばらしいことなのです。

保存食というとカンパンやカロリーメイトをイメージしますがこのおいしいアルファ化米は注目です。

コルクマットについて

コルクマットについて

2010年の冬に母がコルクジョイントマットを当時住んでいた近くのケーヨーD2の店で買ってきました。
肌にやさしいようで肌トラブルも無く、上で動いても音がせず弾力もあって安全です。
冬は暖かく夏は熱くもなく現在まで夏も冬もキッチンスペースと寝室の床スペースに敷いています。
バスルーム前の更衣スペースではヨガマットを敷いています。
コルクマットはジョイントマットなので着け外しできて小さく一枚一枚にして洗って干すことができ便利です。
我が家は2015年から新築のログハウスなので床板を傷めないようにコルクジョイントマットやヨガマットが活躍しています。

コルクマットは定期的に美容院で買った善玉菌シャンプーをつかって洗ってバスルームでかるく乾かしてから天日干ししています。
頭皮に良いと思って買ってきた善玉菌シャンプーは最近我が家ではもっぱらコルクシート洗いに使われるようになっています。
近年我が家では母を中心に善玉菌ブームです。はじめは石鹸だったのですが現在では善玉菌シャンプーが重宝されています。
においも良く洗った後の心地が良いそうです。肌にも良いのかもしれません。
結局我が家のシャンプーは現在では別の美容院で購入したスカルプシャンプーです。

コルクについて
コルク樹皮を採取して自然乾燥させます。工場でコルク栓の打ち抜き加工をし、残りの余ったコルクの材料を粉砕してコルク粒と接着剤を混ぜてコルクマットができあがります。コルク栓になる以外の部分を素材として無駄なくコルク樹皮を使うことができます。

コルクマットのジョイント部分
コルクのジョイントマットはジョイント部分のためにも箇所を見てまとめて買うほうが良いそうです。
コルクのジョイントマットはジョイントの部分が微妙に違いが出てくることがあるそうで、ジョイント部分がかみ合うようにまとめて買うほうがいいそうです。
しっかり店員さんに聞いたり見て調べたりするのもいいかもしれません。ジョイント部分が微妙にかみ合わないことがあったりするそうです。

夏の風物詩の代表格!打ち上げ花火編

花火

暑い日が続きますが、夏だからこそ味わえるものがあります。
そう花火です。毎年筆者の地元でも花火大会は多くの人たちを集めます。
今回はそんな打ち上げ花火の作り方を見ていきましょう。

花火作りは薬品を配合するところから始まります。
様々な用途、例えば色合いを決める薬品などを計量し、配合します。
色を決める成分は大体決まっており、赤ならストロンチウム、青なら銅の化合物といった具合です。
現在では薬品をメーカーから購入する時点である程度は粉末化されていますが、昔は薬研を用いて花火職人が鉱物を粉砕していました。
配合は火薬類ということもありとてもデリケートなので職人の手作業で行われます。
配合が済んだものは和剤と呼ばれ、この和剤の種類が多いほど花火の出来合いが変わってバリエーションが生まれてきます。
この原料は湿度にとても敏感なので天気の良い日に行うのが一般的です。
花火の出来を大きく左右するのはここからです。
特に重要なのは星と呼ばれるものです。
星の作り方は、2mm程度の球状の芯をを素体として、水で練った和剤と、乾いた状態の和剤を交互に何度も掛けていき、徐々に大きくしていきます。完成に仕上がるまでの日数は、2週間から1ケ月もかかる作業です。
現在ではこの作業は星掛け機と呼ばれる機械で行っているところがほとんどです。
またいくら星がよくても上手く空中で広がらなくては意味がありません。
そこで大事になってくるのは、割火薬です。
爆薬の一種といってもよいほどの破壊力を持つ危険なものです。
過塩素酸カリウムを主剤とした配合薬にみじん粉などの糊を入れ、水で泥状にしたものをモミ殻などに塗りつけ乾燥させたものを用います。
星と割火薬が完成したら糊付けされたクラフト紙に隙間が出来ないように慎重詰め込んでいきます。
この作業を玉張りといいます。
玉張りが終わったら、日光で充分に乾燥させます。
その後火薬の種類や大きさに応じた保管庫に保存されます。
この乾燥の作業が不十分だと玉の開きに影響を及ぼすので乾燥はとても重要です。

簡単ではありますが、これが花火作りの主な工程です。
火薬という一歩間違えば大事故に繋がるので作業は慎重を要しますが、
今も昔も私たちに感動を与えてくれる花火職人さんたちに感謝しましょう。