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サトイモにコーヒー豆カス?

サトイモ

2010年から4年間ほど、レジャー農園という農協の五坪の土地を二つ借りて農業をしていました。
父の紹介で会社を引退してから夫婦で農業をしている人を紹介されました。会社を定年で引退してから10年以上夫婦で農業を楽しんでいるそうでした。そこの畑地も農業やってくれとのことでした。最初は私がこきつかわれていたのですが、結局その畑地には母親が農業をしに出かけることになりました。
ですので二人で趣味で農業をすることになりました。
母はガーデニングを10年ほど楽しんでいたので植物は好きだとのことで快諾してくれました。
ちょうど梅雨か梅雨前の時期だとおもいます。
レジャー農園でうれしそうにサトイモにコーヒー豆カスを与えている夫婦を偶然見かけました。
サトイモ栽培にコーヒー豆かすが使えるのかとびっくりしました。
現にその後そのサトイモの苗は大きく成長していました。
そんな時に母の畑地のほうから、喫茶店からコーヒー豆の使った後のカスをもらって土壌に含ませたからそれで農業を頼むとの声がかかりました。
その後その畑地を使っている夫婦によると半分イタズラだったそうです。
コーヒー豆カス入りの土壌にはサトイモが良いよと母に助言をして、その地面でサトイモを栽培してもらいました。大きく育って、美味しいサトイモが見事に育ったそうです。
コーヒーをいれた後のゴミになってしまうコーヒー豆カスがサトイモ栽培に役に立つなんてもったいないしびっくりです。
薬剤師である母はポリフェノールが効いたのではないかと自分で考えていたそうです(詳しくはわかりません)。
ふと見かけた光景からアイデアとなって普通うまく育たないと思われていたイタズラのコーヒー豆カス入りの土壌から見事なサトイモが育ちました。
コーヒーをいれた後のコーヒー豆カスも役に立つようです。
どうせ捨てられるならサトイモ栽培の土壌に生かしてあげたいものです。
もしもカスがゴミ箱行きなら栽培用の土壌にぜひ生かして欲しいです。
おいしかったので大阪の親戚にも贈ってみました。好き嫌いの多い親戚ですがこんな美味いサトイモは食べたことがないと言ったそうです。

手軽に料理が食べたいときに レトルト食品編

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お腹はすいたけど料理するのがめんどくさい、忙しくてできないなんて経験は誰にでもあると思います。
今回の主役はそんなときに役立つレトルト食品です。

そもそもレトルトってなに?

レトルトとは袋詰めした食品などを加熱殺菌する釜のことです。
食品をレトルトパックで保存するという試みは1950年代のアメリカ陸軍で行われてきたとされています。しかしこれは軍用食レーションという意味合いが強く、さらに冷蔵冷凍技術が発達していたので、一般に普及することはありませんでした。
時は流れ1968年の日本。大塚食品で「ボンカレー」は発売され、世界初のレトルト食品になりました。このカレーは開発会社の大塚製薬の点滴袋の殺菌技術がもとに作られたそうです。
レトルト食品は密封した後に加熱殺菌を行っているので、
貯蔵中に細菌は発育せずに腐ることがありません。
なのできちんと室温で保存した場合、賞味期限内ならいつでも美味しく食べることができます。

作り方を見ていこう

①まずはスパイスの配合から始まります。
②その後調味料を入れ、いためたまねぎを投入して煮込んでいきます。
A①の工程と並行して野菜や肉の湯通しを行います。
Bそれらの混合や計量を行います。
以上が終わるとパウチへ充填されます。
密封シールを施します。
レトルト(加圧加熱)処理を施します。
充分に冷却された後、検査が行われます。
検査に合格すると箱詰めされ出荷されます。

安全性はどうなの

レトルト食品の殺菌は一般的に120℃以上で4分間以上加圧加熱殺菌を行います。
有名な食中毒最近であるO-157は75度1分の殺菌で死滅し、耐熱性のあるボツリヌス菌も120℃4分で死滅します。
細菌は他にも種類がありますがその状況に応じて温度や時間を調整されます。
また最近気にする人が多い食品添加物ですが、レトルト食品は食品衛生法の定めにより、
保存料や殺菌料を使用してはいけないことになっています。
包装容器なども厳重な安全試験が行われており、環境ホルモンやダイオキシンなどの有害物質の心配はなく安全です。

ものづくり四方やま話 お金編

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皆さんは何のために物を作ると思いますか。
それがないと生活できなかったり、はたまた趣味だったりといろいろ理由は挙げられそうですが、やはりなんといってもお金のためでしょう。
現在の日本では基本的に6種類の硬貨と3種類の紙幣が流通しています。
今回はそんなお金のものづくり話です。

お金はどこで作られているのでしょうか。
イメージで出てくるのは日本銀行なんかの銀行なんかではないでしょうか。
確かに銀行、中でも日本銀行はお金のものづくりに大きくかかわっています。
日本銀行は発行や管理をしているからです。
でも日本銀行でお金は作られているわけではありません。
お金の硬貨は造幣局というところで作られています。
紙幣は国立印刷局というところでそれぞれ作られます。
ちなみに意外かもしれませんが、硬貨に原価は公表されていませんが、硬貨の重さなどから大体のコストは算出できるそうです。
たとえばよく目にする100円玉は胴とニッケルの合金で現在材料費は大体13円で加工費なんかを含めると大体25円程度なんだとか。
これを平成25年度は全ての硬貨を合わせると9億7956万枚製造したそうです。
気になる現金価格は1738億5987万5000円だそうです。
ちなみに地方自治法施行60周年記念貨幣で1000円硬貨なんてのも存在します。
さらに紙幣はどうなのさというと、3150百万枚で金額にして141200万円なんだとか。
さすがに桁が違います。

とここまで想像が難しい話ばかりでしたが、
私たちに身近なお金のお話をしましょう。
みなさんはコイントスなんかで裏表を決めるときはどちらを表にしていますか。
実はこの硬貨の裏表は法律上どちらでもいい、つまり決まっていないのはご存知でしたか。
まぁさすがに現場では裏表が決まっていないと混乱するので、
現場では年号があるほうが表としているそうです。

これだけでもお金のすごさが少しは伝わったと思います。
絶対に模造されず、国家の顔としての品のあるデザインに加え、日々の実用に耐える使用。
まさにその国の隠れた芸術品です。
これを知れば、よりお金のありがたみが増すというものです。

美味しいお茶が飲みたい お茶の種類について

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新茶が美味しい季節ですね。
しかしお茶と一口に言っても様々な種類があります。
今回はそんなお茶について少し書いていこうかと思います。

まずお茶はどの植物からできているかで分けましょう。
つまりチャノキじゃらできているか、それ以外かです。
チャノキからできているのは、、「煎茶」、「玉露」「番茶」「玄米茶」、「烏龍茶」、「プーアル茶」、「紅茶」などがあります。
チャノキ以外は「ドクダミ茶」や「ゴボウ茶」などです。

チャノキから作られるお茶は立春から88日目、5/1,5/2のこのころ新芽が出はじめます。
この頃につんだお茶が一番美味しいといわれるお茶になります。
これがよく聞く一番茶なのです。

茶摘で詰まれた生葉は手でもむことにより針状に仕上げます。
まず蒸熱という茶葉を蒸す作業を行い、葉の成分が変化しないようにします。
この蒸熱という家庭が様々なお茶の種類を生みます。
その後蒸した生葉を振るい、揉み、解きほぐしてから乾かし、針状に伸ばすという作業が行われます。

チャノキから作られるお茶には「煎茶」「深蒸し煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」なんかが普段私たちが聞くお茶ではないでしょうか。
よく飲むことの多い「煎茶」についてご説明します。
「煎茶」は手揉みの作業のうち蒸熱と言われる生場の酵素を失活させる工程を通常の「煎茶」より2~3倍に長くしたお茶です。
長く蒸すことにより渋みが抑えられ甘みが増し飲みやすくなります。
しかしフレッシュさが落ち、香りは弱くなります。
次によく耳にするのは「抹茶」ではないでしょうか。
抹茶は千利休で有名な「茶の湯」で用いられるほか、最近ではお菓子なんかにも使われます。
抹茶の材料はこれまたよく聞く玉露と同じ様に煎茶とは栽培方法gは違います。
有機肥料をたっぷりあたえ、日光をさけるために茶園全体に囲いをかぶせるなど手間がかかっています。
また玉露との違いは他のお茶との違いでもあり、お茶の葉を揉まない唯一の茶葉なのです。
次に一般家庭でよく置いてあるのが番茶やほうじ茶です。
番茶は硬い葉や古い葉でつくられた下級茶の総称です。
お茶の色が淡く、透明度が高いのが特徴で、さっぱりと苦味が少なく万人に受けるお茶です。
ほうじ茶はこの番茶を褐色になるまで強火で焙煎したものです。
これらは全て不醗酵茶と呼ばれます。

日常生活にかかせないモノ ボールペンの作り方

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普段の仕事は当然ながら、手紙を書いたり、役所の手続きに必要不可欠なものといえばボールペンですよね。
今回はそんなボールペンの作り方を一緒に見ていきましょう。

ステップ1 インク編

ボールペンの一番重要なもの。それはインクです。
インクは原料となる樹脂、着色剤、溶剤を計測して配合釜にいれて加熱します。
これらが均一になるまでよく混ぜます。
一度につくるインクの量はなんと数100kgにもなるというから驚きです。
ちなみに油性ボールペンで書いた文字は紙を普通の状態で保存すると50年ほどは持つといわれています。
しかし、直射日光に当たってしまうと半年ほどで薄くなってしまいます。
これが水性だったり中性ボールペンの場合、インクの成分が墨と同じ成分なので百年以上持つといわれています。

ステップ2 先端編

次に作るのはチップと呼ばれるボールペンの先端の金属です。
このチップはコイルと呼ばれる針金状と金属のボールです。
コイルをチップの大きさに加工し、表面の部分と内部のインクが通る穴を削ります。
そしてその削った穴に金属のボールを入れて、飛び出さないように加工します。

ステップ3 中芯編

先端部ができたら次はそれをつける中芯を作ります。
プラスティック製のパイプにインクを詰め込みます。
そしてチップを取り付けて中芯を取り付けます。
これらの作業工程は全て全自動化のベルトコンベアーで行われます。
この工程でできた中芯は全てきちんと紙に書くことができるかなどの検査を行い、検査に合格したもののみが次のステップに進みます。
ステップ4 組み立て編

ついに最後の工程です。
出来上がり検査を突破した中芯をボールペンの外装になるものに取り付けます。
ここまできて初めて普段の生活で見る形のボールペンになります。
この工程が終わり、問題がなければ箱詰めなどの製品化ようの包装を行い、製品として出荷されるのです。

トヨタ系列各社・CO2ゼロへの取り組み

自動車整備
トヨタ自動車グループの部品各社が、
2050年までに工場から排出される二酸化炭素(CO2)を
ゼロに近付ける目標を打ち出しました。
地球温暖化防止が世界共通の課題となる中で
これは、日本を代表する国際展開をするメーカーとして、
グループ各社が、その責任を果たす。
という意思表明でもあるそうです。
では具体的に各社が、一体どういった取り組みをするのか?
考えてみたいと思います。
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「リバース・エンジニアリング」をプラモデルに応用。

プラモつくり
私が学生時代、「ガレージ・キット」が流行ったのです。
ですが、それらは「半・完成品」であり、酷い物になると
「フィギュアの顔の造型が、埋まって顔にすらなっていなかったのです!」
(そんな状態で出荷するなんて、今では考えられませんが、
当時は平気で、そういう商品が売っていました。)

学生だった私たちは、設定画を見ながらレジンキャストを彫刻し、
なんとか顔を再現しました。(これでは一から作っているのと変わらないのでは・・・)
そんな、「ガレージ・キット」が、近年になって
「プラモデル」になって、売っているではありませんか。
これは、いったい何が起こったというのでしょう?
「さっそく密着取材に入りたいと思います。」
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「視覚拡張」ソフト

目
私たち「人間の五感」には、限界があります。
ですが、例えば動物でいえば犬の嗅覚は
人間の1000~1億倍ですし、イルカは音の反響を
脳で立体的に把握します。それらは人間の感覚とは
全く異なる物でしょうし、「違う生命体」と捉えるのが
妥当と感じます。話が少し逸れましたが、本題です。
短い無音動画をコンピュータで解析し、
「多様な情報を得る」
ソフトの研究開発を
米コンピュータ研究機関が行っていますので、
それについて,、少し考えてみたいと思います。
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スーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」

チェス
最近、人工知能(AI)が囲碁の大局で世界チャンピオンを倒した。
というニュースを目にしました。
始めは、「なぜ囲碁でそんなに騒ぐのだろう?」と不思議に思いましたが、
(囲碁よりも複雑な将棋の対人コンピュータ対局が、既に盛んに行われているからですが)
よく考えれば現在、「将棋の電王戦」等の対局に使われるコンピュータは
「GPS」と呼ばれる物で、(人工衛星測位システムとは違い、
CPU同士を繋ぐシステムの事ですが、ここでは割合します。)
厳密には人工知能とはいえ、今回の囲碁の件とはニュアンスが異なる様です。
そもそも人工知能との対局は、かなり前から盛んに行われているのですが、
今回は当時、チェスの世界チャンピオンを倒した事で世間を賑わせた、
スーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」について触れたいと思います。
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認知の話

認知バイアス・イメージ画像
最近読んだ新聞記事によると、
「高齢者は見た目で判断する傾向が強い。」
という研究結果が出たそうです。
どういう事かというと、特に高齢者は「見た目で人を判断」し、
仮にその人に騙されたとしても、「また同じ人に騙され続ける」
傾向が、「若い人に比べて高い」
という統計結果が出た。という話です。
今回は、この記事の内容について、「多角的」に検証していければ。
と考えています。
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