工業製品の部品や、商品などを製造する際に、
「金型」と呼ばれる物を作っておき、
そこに樹脂などを流し込み複製を大量生産し、流通・販売する。
訳ですが、この設計図をPC上で三次元的に作成するのに、
主にCAD等の3Dモデリング・ソフトを使用します。
実際に私も操作した事があるのですが、素朴な疑問として
「直感的でない。造型をしている実感が沸かない。」これが率直な感想です。
どうも、近年では原型師などが先に模型を作っておいて、それを3Dスキャナーで
PCに取り込みデジタル・データ化し、活用する流れも出てきている様です。
(海外のTVゲームや、映画の製作現場の放映等で見かけた光景です。)
両者の効率性や、長・短について考えてみたいと思います。
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「ブログ」カテゴリーアーカイブ
レジェンド葛西の飛型と姿勢制御
葛西 紀明選手、43歳。幾多の困難を乗り越え、
43歳の今尚、第一線のスキージャンパーとして活躍する、
まさに「生きる伝説=レジェンド」の称号に相応しい選手です。
「スキージャンプ」は、「ジャンプ」ではない!
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弥七の風車は、ちゃんと飛ぶのか?
時代劇好きの私としましては、それはもう、
幼少期より時代劇に慣れ親しんでまいりました。
幼少期=夕方。そう、夕方の時間帯の時代劇と言えば、
何といっても「風車の弥七」。ですね!(?)
(大岡越前も好きです。というか、「交互」でした。)
話が少し脱線しましたが、弥七が大好きだった私は、
土産物か何かの風車を、一所懸命に投げる訳です・・。
・・・「飛ばないじゃないか!!」
いったい、僕の何がいけないというんだ?風車が悪いのか?
はたまた、僕の投球(投風車)フォームが悪いのか?ともかく・・、
「これは、知れべなければなりませんな。格さん。」
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「エンジニアの魂-スイング・バイを成功させろ-」
(写真のロケットはイメージ画像です)
「ハンマー投げ 室伏広治選手とJAXA宇宙開発局」
室伏アレクサンダー広治選手、41歳。2004年のアテネ五輪では
金メダルを獲得した選手のドーピングにより、繰上げで金メダリストとなりました。
そんな室伏選手にも、自身の投球技術を完成させる過程で、数多くの苦悩と挫折を
味わってきたのです・・・。
ところで話は全く変わりますが、ハンマー投げの投球理論を、「惑星探査機」の
「スイング・バイ技術」になぞらえて、少し考えてみたいと思います。スイング・バイ!
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気象衛星に「Z軸」が加わると・・・。
従来の気象衛星は、縦・横軸検出のみだったらしく、
「上面図」による大気の流れなどから、予報をしていました。
しかし近年、新たに斜軸(Z)の検出が可能となり、今後はいわゆる
X・Y軸に加え、Z軸による「三次元的」な気象予報が可能となるようです。
この事を踏まえ、今回は気象レーダーの仕組みなどについても
少し調べてみたいと思います。「Z!」
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立ち乗り電動スクーターは車椅子に応用できないのか?
セグウェイを代表する「パーソナル・モビリティ」(立ち乗り電動スクーター)は、
時速20kmの速度が出せるため、道路交通法により公道での走行は禁止されています。
では、逆に電動車椅子の規定速度である時速5kmに抑える事で、
パーソナル・モビリティの技術を電動車椅子に応用する事が
可能になるとは、考えられないのでしょうか?
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スマホで電子書籍は進化するんじゃないのか?
スマートフォンがあれば、いろいろな事ができる。良い時代になったものです。
「電子書籍端末アプリ」も、その一つですが液晶モニタの場合、どうしても目に負担がかかるし
紙の本のように「直感的に読書できる」とは言い難いのが現状だと、個人的には感じます。
そこで、「どうしたら直感的に読書できるか?」考えてみました。
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これが、「DXサッカー盤」の「三次元プレーだ!!」
(写真は本物のサッカーです)
はじめに。
「DXサッカー盤」を出しているメーカーは限られているらしく、
私の知る限りでは海外の木製の商品がベースとなっており、そこから
進化・発展した国産の商品が、私の言うところの「DXサッカー盤」と思われます。
「DXサッカー盤」は5対5の人形(+ゴールキーパー)を計6本のスティックで操作し、
ゴールキック/コーナーキック/スローイングはバネ機構で飛ばす仕組みなのですが、
各選手はステックをスライドすることで縦軸移動、回すことで選手が回転します。
主にこの「選手が回る」を使ってボールを打つことで、立体的なプレーが可能となる、
まさに「アナログ3D玩具」なのです。そして、「むしろ子供だからこその数々の名プレー!」
が生み出されていったのです・・・。
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TVゲームの3D空間内における視認性の虚と実。
TVゲームと言えば、いまや3D映像が当たり前になりましたが、
2D方式のそれまでのドット・スプライトから移行する
その黎明期には、実に様々な試行錯誤があったといいます。
今回は、3D表示のゲームを遊ばせるための、「距離感の嘘」
について考えてみたいと思います。
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国産アニメの今後の方向性
最近、TVを観ていてチラッとアニメを見る機会があったのですが、
なんか、絵というか、動きも含めての「感じ」が昔と違うんです。
いったい、アニメーション業界に何が起きているのでしょうか?
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